名車「タッカー’48」を見てきました!
2019年 8月 30日
愛知県トヨタ博物館で、アメリカの名車「Tucker’48」を見てきました。
アメリカ自動車産業のBIG3に対抗すべく参入を試み、安全対策を含む先進的な技術と斬新なデザインでしたが、開発資金難や訴訟問題などでアメリカンドリームは果たせず、1947年末から1949年初頭にかけて51台しか生産されなかった車の1台です。
映画「タッカー」でも、先頭を走っているのがこのトヨタ博物館の展示車で、現在も世界中で46台が走行可能、とっても貴重な不運な名車です。
トヨタ博物館には、このほかにもたくさんの車が展示されており、また昔の自動車ポスターや雑誌、切手、ミニカー、プラモデル、エンブレムなど数万点が順次公開されていて、リピーターの方も多いそうです。この日も平日にも関わらず、多くの親子が訪れていました。広告代理店で働いていたこともある私は、切手が広告の役割もしていたとのお話に、びっくりしました。ポスターやパンフレットからも時代が感じられ、「懐かしいー」と思う展示物でその人の年齢が分かるそうです(笑)。
外国では自動車が走っていた時代に、日本ではまだやっと人力車が登場するくらい、車に関しては後進国だったそうです。その後、海外の車を参考に、自分たちのオリジナル車を作り出していくことになるのですが、「当時の人たちは大変だっただろうけど、面白かっただろうなー」と、勝手に想像してしまいました。
ちなみに、人間の「タッカー(1974年製?生)」は、年々、ガタが来ていて、動かなくなることもあります(笑)。