「読書の秋」です
2019年 9月 13日
「読書の秋」になりました。
私、本が好きなので、いつもカバンに1冊は入れているようにしています。その中で、最近読んだ本で良かった2冊をご紹介します。
まず1冊目は、鴻上尚史さんの『「空気」を読んでも従わない』。
この国の「世間」と「社会」と「空気」について書かれており、ぜひ中高生に読んでもらいたい内容です。書かれていることをちょっと意識しながら日常の生活をしてみると、「あっ、これか!」と思うことがいっぱいありました。
「何回も読みたい!ボロボロになるまで読もう」と思える本はそれほど多くはありませんが、この本はそう思わせてくれる1冊でした。
そんな本に出合えた時は、とってもうれしい瞬間です。
2冊目は、山口周さんの『ニュータイプの時代』です。
オールドタイプの人間とニュータイプの人間の対比によって、書かれています。明らかに時代は変わってきていることを実感できます。
「とりあえず試してみて、だめなら逃げる。過去の経験はかえって足をひっぱることになる」など、従来の価値観を基準にしているとダメになるとバッサバッサと切り込みます。「逃げる」なんて言っていると、昔なら怒られるようなことで、現在でもマイナスイメージで語られますが、この本によれば、「やばければさっさと逃げよう」と勧めています。それが結果的に、社会を良くすることになります。
みなさんはどんな本を読みましたか?おすすめの本があれば、また教えてください。
ちなみに今度は、太宰治さんの「人間失格」に挑戦してみる予定です。
明日は、佐久穂町の茂来館で「タッカーおじさんのつみ木のせかい」を行います。
2008年から呼んでいただき、今回9回目となります。いつも、ありがとうございます。お世話になります。